

速読を取り入れた速く正確に読みとる力を身につける効率的な学習法
■速読って何?
志友館で取り入れている「速読」とは「ななめ読み」や「飛ばし読み」ではなく、「これまでと同等以上の理解度で速く読む」ことです。一般的には「黙読」によって文章を読んでいきますが、「速脳速読」では「視読」という方法で文章を読んでいきます。
※黙読…頭の中でつぶやきながら(音声変換しながら)、一文字ずつなぞりながら読む。
※視読…音声変換せず、言葉の固まりで読む。
日本人の平均読書速度は、1分間に約400~600文字です。速読講座では、このスピードを平均3倍~5倍、人によっては10倍以上に引き上げていきます。
■速読は何に役立つの?
速読ができるとどんな役に立つのでしょうか?「文章が速く読める」のはお分かりだと思いますが、それによって色々な効果が生まれます!
利点① 学習の質を高める
読むスピードが上がれば、問題を解くときには考える時間が人より多く取れます。また板書を読み取るスピードも上がるため、ノートが速く取れる。それにより「書き間違い」や「聞き逃し」が少なくなるので、正確な知識をしっかりと身につけることができます。
右のグラフでお分かりのように、読書速度が速いほど、各教科の理解度が高くなります。
利点② 読書経験を増やす
読むのが遅ければ読書を苦手と感じます。苦手なものは積極的にやろうとは思いませんから、読書から学ぶ語彙(ごい)や表現、情緒を得る機会が少なくなってしまいます。
速読によって速く読むことができれば、苦手意識は薄くなりますし、同じ時間で触れる文章の量が多くなります。人によっては、読書の楽しさに気付くかもしれません。その結果、読解の基礎となる「語彙力」「表現力」を増やし育てることに繋がります。
利点③ 入試・テスト本番に強くなる
入試などの試験では1回で結果を出すことが求められます。1点の違いが、合否を分ける大きな差になることも少なくありません。


速読により問題文を速く読むことができれば、「考える時間」や「見直しの時間」を多くとることができ、ケアレスミスを防ぐことができます。その結果「自分の力を出し切る」つまり「本番に強く」なるのです。
■スポーツにも効果あり!
速読は速く読めるだけではないんです。さらに勉強以外にも驚きの効果があります。
